講 師:比嘉 香織、與儀 環 (沖縄こどもの国)
開催日:令和4年2月4日(土) 9:25~11:05
受講者:西原町立西原東小学校 小学3年~6年 (66名)
  所:西原東小学校 (西原町)

 西原町立西原東小学校 小学3年~6年を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 西原東小学校は、総合の学習でSDGsをテーマに3年生~6年生を10チームに分けて調べ学習を行っていて、今回の講座では、「衣服の廃棄物問題」「エネルギーの利用」について調べている2チームを対象に発表会の参加と講座を実施しました。
 「衣類の廃棄物問題」のチームは、全校生徒の古着を集め、「GU」に寄付の様子や実際にGU店舗にインタビューし衣類のゴミ問題についてまとめた内容を発表しました。衣類の廃棄物問題やゴミ分別の講話の後、古着の活用としてダンボール織り機を用いたコースター作りを実施しました。
 「エネルギー利用」のチームは、学校のエネルギー使用量の調査、様々な発電方法についてまとめた内容を発表しました。発表後にクリーンエネルギー(太陽光発電、風力発電、地熱発電、水力発電、久米島町の海洋温度差発電等)について講話をしました。各発電法の良い点、よくない点について話し合い、昔と今と比べて電気製品や自動車が増えた事でエネルギー消費量が増えた事や自分達でできる節電方法について話し合いました。

 児童らがまとめた内容に関連する講話を行うことで、より理解が深まったと感じました。学習した内容を振り返りながら、自分達がこれからできる事を考える事で環境保全に対する行動が一層良くなるのではないかと感じました。