講 師:比嘉 香織 (沖縄こどもの国)
記 録:新城 龍刀 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和7年4月20日(日) 10:00~12:00
受講者:名護青少年の家 親子(13名)
場 所:名護青少年の家(名護市)
名護青少年の家 親子を対象に、全般と廃棄物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。
はじめに、エコバッグ作りを始める前の講義としてSDGsと3R、沖縄のごみ問題についての解説を行いました。
SDGsの項目12「つくる責任、つかう責任」と項目15「陸の豊かさも守ろう」に関連した講座であること、エコバッグを利用することはごみの削減に貢献し、「自然環境に関心を持つ」ことだけでも環境保全には有効であると解説しています。
参加者の皆さんは大変真剣に講義を受けており、沖縄県のごみ排出量が年々増えていること、絶滅危惧種が数多く存在することに対し、頷きながら聞き入っている様子が見られました。
この日は朝から天候が優れなかったものの、外に出るタイミングでちょうど晴れたため、参加者の皆さんは嬉しそうに葉っぱを探し採集していました。
広場では名護特有の植物も見られ、大人も子どもも興味津々に植生を観察していました。
採集を終えた後は講義室に戻り、エコバッグ作りを開始しました。
スタッフからは葉っぱにインクを着ける際の注意点や、押し方のコツなどを伝えながら各自に声かけを行いました。大人も子どもも真剣に、夢中で取り組む様子が見られました。
最後に仕上げのアイロン掛けをしてエコバッグが完成しました。
その後はアンケートを提出した参加者から自由解散としました。
自然物を使ったオリジナルのエコバッグ作りに、参加者それぞれ熱の入ったこだわりや個性が見られ、時間いっぱい取り組んでいました。