講 師:藤井 晴彦 (沖縄自然環境ファンクラブ)
開催日:令和4年11月2日(水) 19:30~21:00
受講者:津嘉山うむさ学童クラブ 小学3年~4年 (19名)
場   所:那覇市末吉公園 (那覇市)

 津嘉山うむさ学童クラブ 小学3年~4年を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 はじめに、『森の家みんみん』にて沖縄の生きものやこの季節に末吉公園で見られる生きものについての解説、夜間の観察時の諸注意を行い隣接する『末吉公園』での観察会に出発しました。
 観察会では、この時期でも観られるオキナワマドボタルの幼虫の光が無数に観られました。また、雨上がり直後ということもあり多くのアオミオカタニシやサワガニの仲間を観ることができました。湿った草地からはリュウキュウカジカガエルの鳴き声が聞こえ、葉の裏を返すとナナホシキンカメムシやクロマダラソテツシジミなどの寝ている様子も観察できました。

 最後に、『森の家みんみん』にもどり観察会のルートを地図を見ながら、今日観た生き物や場所の振り返りを行いました。参加者からは「今の時期でもたくさんホタルが光っていてすごかった」,「暗い中でも色々見れて楽しっかった」などの感想があり、自然や生き物に対する関心が高まった様子が窺えました。