講 師:比嘉 香織、名嘉山 国広、田場  美妃子 (沖縄こどもの国)
開催日:令和4年10月22日(土) 10:00~15:00
受講者:沖縄県企画調整課 石垣市内 高校生 (40名)
場   所:名蔵湾、八重山高等学校 (石垣市)

 沖縄県企画調整課 石垣市内 高校生を対象に、自然と廃棄物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に出前講座を実施しました。

 高校生提案復帰50周年記念事業「LET’S PICKUP&MAKING」IN石垣島では、午前中に名蔵湾海岸にてビーチクリーン、午後から八重山高等学校にて環境学習講座を行いました。ビーチクリーンは3つのエリアで、海岸のごみをペットボトル、漁業用ブイ、発泡スチロール、プラスチック片、ビン、缶に分けて拾い集めました
 講座では、海ごみやプラスチックごみの現状や問題について解説、『どうする?プラごみ!関係者会議』をテーマに、参加者が食品メーカーのCSR担当者、環境ジャーナリスト、消費者、自治体のごみ処理担当者、川下りの船頭、レジぶくろんなどの役を演じてシナリオを読み上げ、プラスチックごみの影響についてそれぞれの視点も交え考えました。また、グループディスカッションを行い、その役割になってみて気づいたことやもっと知りたいこと、ビーチクリーンを含め今日の振り返りを行い、どうすればプラごみを減らす事が出来るのかグループごとにまとめ発表を行い全体で考えを共有しました

 参加者からは、「プラスチック製品の規制を行う」「ゴミの分別をちゃんとしてリサイクルする」「海の現状を周りの人に教える」「みんなでビーチクリーンをする」など多数の意見があり、プラスチックごみに対する関心が深まり、環境保全意識が高まったことを感じました。