講 師:藤井 晴彦(沖縄生物倶楽部)
開催日:令和4年8月5日(金)10:30~12:30
受講者:志茂田児童クラブ 小学1年~6年生(41名)
場   所:森の家みんみん及び末吉公園(那覇市)

志茂田児童クラブの児童を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に実施しました。

はじめに、「森の家みんみん」にてゲームのルール(コースの中で探す、グループ全員で見る、とらない、かくさない、決めた時間までにもどる)や15種類の指令カード(ナナフシ、イボイボの付いた葉っぱ、岩から生えた木、緑色のカタツムリを探すなど)について説明、観察時の諸注意を行いました。
つづいて、5グループに分かれ、隣接する「末吉公園」に移動してゲームを開始した。児童たちは、「指令」により今までとは違った視点で、森を注意深く観察することで自然の様々な表情や不思議さに気付くことができました。また、全員で見るとういルールでチームワークを図り、情報を共有する事ができていました。

ゲーム終了後は、「森の家みんみん」に戻りチームごとに見つけきれた指令カードの数を数え、見つけきれなかった指令カードの生き物がどこにいたかチーム同士で確認し合い感じたことを振り返り、自然の中で生きものを探す難しさや楽しさを改めて実感していました。今回の自然観察で、児童たちは自然の中から多くの大切なことを学んだようでした。