環境カウンセラーとは
環境問題に関する専門的知識や豊富な経験を有し、市民や事業者等の環境保全活動に対する助言(カウンセリング)を行う人材として、環境省が実施する審査を経て登録されている方々です。
企業などで環境管理・環境保全のための具体的な取り組みおよび計画作りの実績などがある方や、地域の環境保全活動の実施および企画運営の実績などがある方が登録されています。
環境カウンセラー登録制度とは?
環境カウンセラー登録制度とは、「環境カウンセラー登録制度実施規程」(平成8年環境庁告示第54号)にもとづき、環境省が実施している登録制度です。
市民活動や事業活動を通じた環境保全に関する取組において、豊富な経験や専門知識を持つなど一定の要件を備える方を対象に、申請にもとづいて、「書面審査」「面接審査」を行い、一定の基準を満たした方を「環境カウンセラー」として以下の部門ごとに登録します。(※)
※この制度は、人材登録制度であり、国家資格ではありません。
※この制度は、環境カウンセラー登録をした者に活動の場を保証するものではありません。
【事業者部門】
企業や事業者等が取り組む環境保全に関わる事業や環境保全活動等に対して、企業等が抱える問題や課題等について最も望ましい解決に向けて適切な助言等を行います。
〈主な活動例〉 エコアクション21や環境マネジメントシステムの監査、社内の監査員教育など
【市民部門】
地域や市民団体、学校等が行う環境保全活動や環境学習等に対し、問題や課題の解決に向けて適切な助言等を行うほか、地域の環境パートナーシップ形成等、地域における環境保全を牽引します。
〈主な活動例〉 セミナー講師、環境イベント等の企画等、地域の環境保全活動への助言や参加など
環境カウンセラーを活用されたい方は
本制度では、環境保全の取組や活動を行う企業や学校、市民団体など様々な方に対し、そのニーズに合った環境カウンセラーを専用サイトにて紹介しています。
環境カウンセラーの詳しい情報はこちらから→環境カウンセラー/環境省(外部リンク)