講 師:比嘉 香織 (沖縄こどもの国)
記 録:田場 美妃子 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和7年2月17日(月) 14:35~15:20
受講者:久米島町立清水小学校 4,5,6年生 (49名)
場 所:久米島町立清水小学校 (久米島町)
久米島町立清水小学校 4,5,6年生を対象に、くらしと地球温暖化に関する理解を深め、
環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。
講座では、まず「地球温暖化とは何か」というテーマについて、クイズを交えながら解説。
地球温暖化とは、地球全体の気温が徐々に上昇している現象であり、このまま進むと自然災害の
増加や、動植物の絶滅など様々な悪影響が懸念されることを説明しました。
次に、地球温暖化の主な原因であると考えられている温室効果ガスの増加、特に二酸化炭素の増加
について説明しました。二酸化炭素は、主に発電時に多く排出されることから、私たちの日常生活に
おける電気の使用量と密接に関わっていることを伝え、家庭で使われている家電製品について一緒に
考えました。
さらに、グループに分かれ、部屋の間取り図と家電製品のカードを使ったワークを実施。間取り図に
家電カードを配置し、各家庭でどのような家電がどこで使われているかを確認。その後、家電の使用量
を減らすためのアイデアを出し合い、付箋に書き出してもらいました。各グループがアイデアを発表し、
家庭でできる節電の工夫を共有しました。
講座の振り返りでは、「地球温暖化が続くと、自然災害が増えることが分かった」や「自分の家の
電気使用量を調べてみようと思った」などの感想が挙がり、くらしと地球温暖化に対する関心が高まった
様子が伺えました。