講 師:田場 美妃子(沖縄こどもの国)
記 録:比嘉 香織(沖縄県地域環境センター)
開催日:令和6年8月15日(水) 10:30~11:30
受講者:西川児童クラブ、あいわ児童クラブ 小学生 (65名)
場 所:西川児童クラブ (糸満市)
西川児童クラブ・あいわ児童クラブ 小学生を対象に、自然と生き物に関する理解を深め、
環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。
はじめに、世界地図上で沖縄島の位置を確認し、西崎小学校周辺の自然環境について
説明しました。沖縄に生息する多様な生き物たちの中で特に沖縄ならではの固有種に焦点を当て、
クイズ形式で興味を引きながら解説しました。
なかでも、日常的に見かける機会が多いオリイオオコウモリの生態については、動画を用いて
より深く理解を促しました。続いて、沖縄の自然環境の種類と特徴について学び、実際に
「生きものマップ作り」に取り組んでもらいました。各自が生きものカードに書かれた特徴を
じっくりと読み込み、それぞれの生き物がどのような環境で暮らしているのかを考えながら、
沖縄の自然環境の絵にカードを貼り付けていきました。この活動を通して、沖縄の豊かな自然と
そこに生息する多様な生き物たちのつながりをより深く理解することができました。
講座終了後には「コウモリが可愛かった。」や「マングースを人間が連れてきたことを初めて知った」
などのコメントを聞くことができました。