講 師:新城 龍刀 (沖縄こどもの国)
記 録:田場 美妃子 (沖縄県地域環境センター)
開催日:令和8年5月14日(木) 14:30~15:15
受講者:沖縄市立北美小学校 4年生 (105名)
場 所:沖縄市立北美小学校 (沖縄市)

 

沖縄市立北美小学校 4年生を対象に、くらしと環境に関する理解を深め、環境保全に対する意識を高めることを目的に、出前講座を実施しました。

まず「環境」という言葉を身近に捉えてもらうため、「自分にとって良い環境・悪い環境」とは何かを各自で考えてもらい、その上で、沖縄が抱える具体的な環境問題として「サンゴの白化」「海ごみ問題」「赤土流出」を提示しました。
これらが地球規模では「地球温暖化」「廃棄物問題」「水質汚濁」という大きな課題に繋がっていることを解説しました
。
地球温暖化のセクションでは、100年前から平均気温が1℃上昇し、2100年には最大4.8℃上昇する可能性があることに触れました。
これを自分の体温に置き換えて想像してもらうことで、わずかな気温上昇が生態系に与える深刻な影響を実感してもらいました。
また、ごみ問題については、最終処分場の逼迫や食品ロスの現状を伝え、海岸に流れ着く漂着ごみの実態についても詳しく説明しました。
水質汚濁については、沖縄特有の土壌である赤土が流出するメカニズムや、不法投棄、生活排水による汚染について学習しました。

講座の最後にはクイズを行い、「買い物をする」「料理をする」といった日常の何気ない行動が、どの環境問題と結びついているのかを考え、自分たちの生活と環境の繋がりを整理しました。

振り返りでは、児童から「ポイ捨てをしない」「自分が食べられる分だけ作る」といった、自分たちにできる具体的なアクションが多く挙がりました。
身近な「環境」の定義から地球規模の課題までを繋げて考えることで、一人ひとりが今日から取り組める一歩を見出す有意義な時間となりました。